「道」イタリア映画を鑑賞
2022年08月11日
「道」という古い1954年のイタリア映画を観ました。
旅芸人のザンパノは体に巻いた鉄の鎖を切る大道芸を売り物にしていたが、芸のアシスタントだったジェルソミーナの姉ローザが死んでしまったため、ローザの故郷へ向かい、ローザの妹で、知恵遅れだが心の素直なジェルソミーナを1万リラ(ただ同然)で買取り女道化師として共に旅をするのですが悲しい結末で幕が下ります。
この時代背景の弱い女性であるジェルソミーナが横暴で粗野なザンパノに対して抱く思いがとても可憐で可愛らしく感じました。
この作品は1981年にテレサテンが映画のヒロイン・ジェルソミーナの名前の付いた歌を「ジェルソミーナの歩いた道」1981年にリリース、文学座が「ジェルソミーナ」のタイトルで舞台化、と様々に影響を与えた偉大な名作であった。
みなさんも一度観て下さい。