住宅ローンの未来
2023年09月10日
久しぶりの更新となりましたが、ここにきて住宅ローンが近い将来大きく変わりそうな予感がするので3年以内に住宅を求めようとお考えの方に弊社のお勧めする金融機関を利用して早めに購入することを提案します。
あくまでも私の考えでの理由を述べます。
2023年7月28日
日銀は、7月末の金融政策決定会合で、長短金利操作(YCC)注1の運用柔軟化を決定。市場の動向に応じて、長期金利が変動幅の目途である±0.5%を一定程度上回ることを容認。これを受けて、長期金利は0.5%超へ上昇。先行き、長期金利は国内景気が回復するにつれて、緩やかな上昇傾向をたどる見通し。来年にかけて、長期金利は1%付近まで上昇すると予想されます。
変動金利の住宅ローンは短期金利に連動します。この金利は「無担保コールレート翌日物」が指標とされています。これは金融機関同士で担保を預けずに資金を借り、翌営業日に返済するような借り入れの金利を指します。
固定金利の場合は借りたタイミングで金利負担が固定されますから、毎月の支出金額を固定して家計管理をしたい人にとっては、金利の変動を気にしなくて済むというメリットがあります。一方で、変動金利の場合は固定金利よりも金利が低く設定されているため、金利負担が小さくなります。しかし金利が上昇していくと、場合によっては固定金利を選択しておくよりも返済負担が大きくなる可能性もあります。もちろん、住宅ローンを組んでからさらに金利が低下する可能性もあるので、ある意味では金利負担については不確実性が存在してしまいます。
実は現在固定金利の住宅ローンは去年から緩やかに上昇しておる一方変動金利に関しては相変わらず低金利を維持しているのです。
但し、住宅ローンは35年から50年までと長い償還期間となりますのでどちらが得なのかは誰にも分からないのが現実です。
固定金利の一例を示します。(aruhiからの引用)
2023年9月の全期間固定金利型住宅ローン ARUHI フラット35の金利は融資率9割以下・返済期間21~35年、機構団信加入で1.80%となり前月から0.08ポイント引き上げに。融資比率9割以下・返済期間15~20年の金利は1.32%と、こちらも0.03ポイントの引き上げとなりました。融資比率9割以下・返済期間36~50年の金利は2.05%と、前月から0.18ポイントの引き下げとなりました。
注1 イールドカーブコントロール
日本銀行が2016年9月に導入した「長短金利操作付き・量的質的金融緩和」の枠組みの一つとなる金融政策。 長期金利の誘導水準を定め、その水準になるよう国債買入れを実施することを指す
住宅の購入は人生で一番高価な買い物だからこそ、是非とも経験豊かな伊勢原土地株式会社にお任せください。